男性アイドル*1の話になるんですが、12月24日にSMAPの2012年コンサートツアー千秋楽に行ってきました(札幌ドーム)。
千秋楽という事で、4時間30分も公演やった上に、ナイナイ*2や少女時代も参加というすごい豪華なライブ!
アンコールも通常より多く3回あったんですが、千秋楽という事で、最後にメンバー5人から特別に改めての挨拶があって、
その中で最初にしゃべった木村拓哉さんの言葉が、すごく印象に残ったので、ここにちょっと書き残しておきたいと思います。
「20年、楽しい事もありえない経験もさせてもらったけど、頭抱えたことも、腐りそうになった事もあった。
好き勝手言われたり、変なこと書かれたり・・・でもいつも皆が背中を押してくれたから、やってこれた。」(一部抜粋)
この言葉がすごく印象強かった理由は、なんというか。
間違いなく日本で最強のトップ芸能人で、かつ言いたい事もそれなりに言えるポジションが整っていると思われるSMAPのメンバーが、「好き勝手言われたり、変なことを書かれる事が嫌だ」という思いを素直に吐露したのが”コンサートという空間”であったこと。
普段あれだけドラマに出て、バラエティに出て、CMに出て、音楽番組に出て・・・
知名度も人脈も抜群にあり、助けてくれる人が今や無限にいるだろうSMAP、中でも一番ポジティブなイメージの「木村拓哉」の中で、弱さや恐れをさらけだす場所の1つに「”ファンの前”があるんだ」という驚き。
専業俳優や、アーティストと違ってアイドルはこれというホームが定まってないからこそ、彼らの帰る家は「コンサート」であり、「ファン」なのかもしれない。
普段は女性アイドルが主流の私ですが、男性アイドルのライブでも、なんだか改めてアイドル観を勉強させてもらった気がします。
そして女性アイドルは旬が短いからなおさら、コンサートという場所ってより大事にしなきゃいけないかもしれないね。としみじみ感じた北国のお話です。
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