小娘のつれづれ

一人で自分の”好き”を追いかけています。

「ちょっとしたお知らせ」

この度、noteで新しい書き物を始めました。
なんせアイドルとは真逆の話題すぎるので、ぜひ!と言い切りにくいところはあるのですが、もしご興味ありましたら、そちらもチェックしていただければ幸いです。


note.com
※「アイドルの世界史」とは別のアカウントです

「お仕事じゃない形で(2019)」


※そしていろんな人生経験を通じて、励ましがすべての人を救うものではないことも、もうとっくにわかっていても、それでも誰かが「明日を生きたい」と手を伸ばした先にエンターテインメントはあってくれてほしいし、どこにでも繋がるその道を用意しておくのが私のやるべきことのひとつ、だとは変わらず思っています

「34歳、地方のフリーライターの悩み」

ここ数か月ほど、悩んでることがありました。
通常であれば一人でじっとして、嵐が過ぎ去るのを待っていればなんとかなってきたのですが、今回はいよいよ煮詰まってきて、検索ボックスに思いつくキーワードを打ち込むと「誰かに悩みを相談しろ」との結果。

「誰かに」で一番最初に思いついたのが近しい人ではなく、ブログを読んでくれる誰かの存在だったので、なんかもういっそのことこれネットコンテンツにしちゃおう、と思った次第です。

そもそも私の書きたいことってなんだったっけ問題

個人ブログが発展して、自分の書き物にプロという価値を付けていただけるようになって以降、人生一番レベルでいろんな会社と出会い、人生一番レベルでいろんな人たちと書き物のお話をしてきました。

基本、今お仕事をさせていただいてるところでは、嘘偽りなく書きたいものが書けてます。
その一方で、やっぱり「書きたいけど書けない」という記事だったり企画だったりが、当然ですがそれなりにでてきます。

それまでまったく書き物の仕事に関係ない人生を送ってきた自分にとって、何かを書きたいとか、書くことによって救われてきた思いがあったのは「人生で唯一自分の気持ちに嘘をつかなくて済んだ領域が文章だったから」なのだと、今になってやっとわかります。
プロとして外面を成立させるなら、きっと量的にはよく知らない知識の引き出しまで無理やり開けまくったり、妬みひがみ悪口でボリュームアップすれば、だいたいどうにかできると思うのです。
でもそれはやりたくない。
読者としてそういうのをやらないライターを見たかったから、せめてその思いは遂げたい。
しかしそうなると振り返った自分にはあまりにも引き出しが少ない。
あまりにも引き出しが少ないです。
うーん。

地方でできないのは仕方ないのか言い訳なのか

地方在住の身としてこれはあまり広げたくない系統の話なんですが、現実でもあるので、今回は書きます。
文章でお金をいただく身としては、せめてもの担保や誠意としてインターネット上だけではなく、納得いくまで書籍や資料は調べたい。
しかし地方ではあまりにも資料が手に入らない。

単発の記事もそうだし、書籍化など想定するのであればなおさら、出来る限りの裏付けはとっておきたいんです。
それが最大に叶うのは国会図書館(東京)であり、大宅壮一文庫(東京)であり、首都圏ならば電車賃で行ける範囲の地域です。

通ったり調べたり無駄足踏んだりするのはなんら苦痛ではなくて、ただ前提が空路というのが辛い*1し、それが言い訳みたいになってしまう自分にもそのうちだんだんと心底腹が立ってくる。
もうなんか今住んでる地方の郷土史とかに興味もたない限り、コツコツそれ用のお金貯めて、東京行って自分の気が済むまで調べたいこと調べて、個人出版とか同人誌で形にして出した方が今の現状では、スッキリと人生前向きに生きられるのではないかと、だいぶ思ったりしています。

自分の中で埋まらないものがあるまま、ここまできてしまった

ネット伝いに文章を読んでもらうようになって、その延長線上で本を出すこともできて、
特にこの1年は個人のパーソナリティではなく、純粋に書くものへの評価をたくさん聞けた時間になりました。
それは今までずっと望んでいたことで、すごく楽しかったし、人生で初めて覚える嬉しさをたくさん感じられた時間でもありました。

でも実はそのうち、時間が経つほど、評価の言葉に頭が下を向いてしまうようになっていました。
書き物に対して、何かを劇的に変えたからでの手柄ではないという、自分の中の実感の欠如。

これがもし仕事関係者の多い東京だったら、誰かに会ったり話したりしてるうちにいい感じに忘れて、悩みを横によけてどんどん次に進んで行けたかもしれません。
しかし書き物に関係する仕事の会社は、ほとんど東京です。今住んでる地方に今やってる仕事の相談、細かい心情の話をできる人はほぼいません。
そもそも書き物に関係するような仕事自体が、限りなく少ないし。

なんかそういう、評価と実感の間で抜け落ちてしまったものを、どうしようもないので一人で探しているうちに、だんだんと気力が落ちてきてしまったような、気がします。

***

悩んでて、ひとつの記事としてこの内容をネットに出してしまおうと思ったとき、なぜかちょっと元気でたんですよ。
だって書いたりするのって純粋に楽しいから。

そう思えるってことは、まだ書く意味までは失ってないということなのだと思います。
ただその、書き物を続けるにあたってのやり方とかで、20代後半からここまでわーっと一気に走り続けて、無理や矛盾がいっぱい溜まってきた頃合いが今なのかな、とも思う。

こういうことあると度々、昔自分が書いてたことを読み返すんですけど、
私書き物を本気でやりたいと思った29歳のときに「くそつまらないと思っていた自分の人生がちょっと面白くなる瞬間を自分に見せたい」って書いてるんですよ。

たぶん「自分自身を幸せにするために書きたい」っていうのが、この問いに対する、この仕事に対する最終的な答えで。

ただ私にとっては何よりも、それが一番、なんだか難しい。

*1:今は家族の事情

「地方でのライター業と2018年のこと」

あけましておめでとうございます!
私の書き始めはやっぱりこのブログからです。

2017年の振り返り

昨年、2017年はいろいろと節目になった年でした。

著書を出した
・初めてハロプロ関係で直接のお仕事できた

まずこのブログだけを頼りに地方で執筆活動を初めて5年、まさか北海道に住みながら本出せる時が来るとは思ってなかったし、それがずっと書きたかった『SMAPの歴史本』であったことも、未だ”まさか”な未来でした。
そしてその本を書いてる苦しい最中の春に、東京での道重さんインタビューの話が入ったこと。

こないだブログ見返したら、私数年前にこんなことを書いていたんですよ。

drifter-2181.hateblo.jp

ここは北海道です。
きっとさゆは私の名前も、顔も知りません。
でも私の生活の中には、いつも大好きなモーニング娘。がいて、
そしてこの12年のモーニング娘。には、いつもあなたがいました。
家族ではない。友達でもない。
だからこそきっと、ずっと私はモーニング娘。を想って、
大好きでいられ続けるのだと思います。

道重さんのこのインタビューの話は後に著書にもエピソードの一つとして入ることになるんですが、これたぶんまだどこにも書けてなかったと思うんですけど、
実は道重さんのこのお仕事の時の集合場所が、偶然にも20代の私が一度未来を諦めた、まさにそのきっかけの場所だったんです(本のP221~222あたり)。
東京のその場所で今の夫が北海道に戻ることを決めて、20代の私はそこからの日々にとうとう心身耐えきることができなかった。

2017年、ライターになった33歳の私が同じその場所に一人着いたとき、「神様は私たちにもう一度スタートするチャンスをくれたんだ」と素直に思いました。
だからあのインタビューは個人的に色々と大きかった。
その前日に見させていただいた舞台『SAYUMINGLANDOLL~再生~』もやはり家族でも友達でもない、だけどよく知ってる人の素敵な”再生”の物語になっていて、すごく綺麗で楽しい作品でした。
またいつか巡りあわせがあれば、仕事という形でお会いすることができたらいいなぁと思います。

2018年のこと

なんかもう、地方でエンタメ主軸の書き物をやるというのは、正直目標の立てようがなくて。
というのは出版社もレコード会社もメディアも芸能事務所も、全部東京が中心なので、そこの円から外れてると在住の人と同じようにというのはまず難しい。
ここ数年東京に通ってみて、何気ない雑談や交流から生まれるモノづくりの可能性も、そしてそのワクワクする機会が地方ではどれだけ限られ失われているのかも、肌でひしひしと感じています。
時には悩むことも、そりゃ、あります。

でも私がこの活動を続けているいくつかの理由の一つに「実験」というのがありまして、
それは30歳まで未経験の縁なしでしかも地方住みの人間が、この書き物の道で果たしてどこまでやれるのか、というのを純粋に知りたいんです。
実際30歳未経験地方スタートのハードルは高いし東京の人が思ってる以上にお金死ぬほどかかるし、誰もあんまりやらない、やる前にどこかで諦めちゃう可能性が高いもの。
だけど、すでに人生一番の夢が叶わなくなってしまった人間としては、その解析に全部ぶっこみたい。
そしてそれを後年の証しとして残すためには、いくら時間かかろうが焦ろうが、最終的に階段を一つ一つ飛ばさずに歩くしかないんです。

それにネットの時代だからこそ、地方でしか気づかないエンターテインメントの切り取り方というのも、私はもっと自由に生まれていいと思っています。
なんちゅうかな、3大都市圏に日本の人口5割が集まってるとして、そこに響く展開や広告を集中させるのは効率的だけど、その生活環境に重ならない人口5割の日常とエンタメとの接点を、もっとポジティブに発信できたらいいなと思う。
コンテンツとしてももっと面白がりたい。

色々考えた末、今年はもう少し北海道でも仕事したいな、というのがおぼろげながらの基本軸になりそうです。
もちろん変わらず東京も行くしそこでお仕事もするんですけど、実際に住んでる北海道をすっ飛ばしてお仕事が成り立ってしまっている現状が、実はちょっと前から結構気になっています。
どんな企画内容だとしても北海道での取材経費が抑えられるというポジションをもっと活かしてほしい……んだけど北海道だといまだ同業者との接点がないんだよな私!!(絶望的に縁と知名度がない)
北海道ローカルの小さなエンタメ発信でもいいし、あと北海道に来たアイドル(現場)を北海道でひたすら定点レポし続けるとかやりたい。*1
もちろん自分自身でもそれをできる新しい場所の開拓をしていかねばならないというのは当たり前にあるので、もう少し説得力が出せるように、動いて考えて精進します。


というわけで今年は何があるやら、でも何があってもいいように、1日1日を楽しく生きていきます。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします!


乗田綾子 / 小娘 @drifter_2181

*1:規模の大きいアイドルグループほど地方公演は色が変わって面白いんですよ、あとアイドル自身も意識して変化をつけようとする、MCも最初はみんな揃ってご飯と風景の話しかしないのが、現場回数増えるたびにその地方の客層を具体的にとらえてレスポンスするようになったり、つっこんだ地方思い出トークが増えていく。もちろんグループによってはそこだけの凱旋MCもあるし地方は定点観測ならではの面白さがある、だけど雑誌やウェブメディアではほぼ取りこぼす形になってる現状が、いつももったいないと思っています。

「人生が変わる機会」

私事ですが、今日で34歳になりました。
全力で実年齢をカウントしていくスタイルなのは、30代の始まりに書いた「30歳、人生1度だけ自分の好きなことに本気になろうと決めた」という記事から始まっています。

このブログやSNSアカウントを継続的に追っていただいている方はもうご存知だと思いますが、
今年の9月に初の自著(『SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-』(双葉社))が発売になりました。
30代になってからの3年、もしかしたら今までの人生レベルでも、特に33歳は格段に濃い1年でした。
冬、春、夏、その季節すべては、自室のパソコンに一人ずっと向かっていた記憶しかなく…(笑)。
しかも発売直前まではネットなどで特に執筆のお知らせをせず、本の内容的には自分のこともいろいろ振り返らなきゃ進めない、ということで、ぶっちゃけて言えば人間として苦しさを抱えてる時間が圧倒的に多かったです。
数えきれないほど一人唸り、書いては消し、生活のほとんどがずっとその繰り返しでした。
それでも秋になり、やっと本を出すことができて、宣伝など色々させていただいて、気づけばもう次の冬。


33歳は苦しかったけど、それでも苦しんだからこそちゃんと自分で腹を決めて一冊書くことができて、なんとかやりきれたという自分自身への手応えはありました。
また小中学生の時からいつかやれたらいいなと空想していた、SMAP史という執筆テーマにとことん向き合う時間をもらえたことは、いつも人生の理想を叶えられなかった私にとって、心の中で確かな達成感もありました。
だからこそ宣伝周りが落ち着いてきた最近は少し、今後どうしようかという、迷いがありました。
一度でも実現できたからこその、私の文章はこの先も、どこかで必要と言ってもらえるものなのだろうかという自問自答。
もうすぐ30代半ば、このまま突き進むべきなのか、それとも少し立ち止まるべき時期なのか。


そんなモヤのかかった頭で迎えた誕生日の朝、このタイミングで、先日発売された「GQ JAPAN」(2018年1・2月合併号)を読みました。
表紙にはSMAPとしての28年間の活動を経て、秋に前事務所を退所した稲垣さん、草彅さん、香取さんの3人。
GQ MEN OF THE YEAR 2017 を受賞したことで行われた、ある意味何度も見聞きしていたはずの”心機一転”インタビュー、でもその中で稲垣さんが先の自身の決断を振り返って話していたことばに、私は何か自分が進むべきヒントをもらえたような気がしました。

「人生が変わる機会」

執筆を通じてそれまでの人生と向き合いながら、今まで一人で抱えていた色んな思いを洗い流して、沢山の人のおかげで大きな達成感を感じられた33歳。
それが過去になるからこそ、34歳はもう一度まっさらに、先を楽しみにリスタートしてみようと思います。
うん、なんだかそういう気分にやっとなれました、34歳。


毎年このタイミングで書かせてもらっているかなと思いますが、この1年、ネットを通じて自分の活動を支えてくださったすべての皆さんに、改めて感謝申し上げます。
本当にいつもありがとうございます。
特に今回、出版が実現したのは、それまでの色んな時期で、悩みの中でもがいていた私をインターネットを通じて見つけてくれた、救い上げてくれた人たちがいたからこそ、だと思っています。

もちろん色んな意見があり、実際私自身褒められた人生でも人間でもないと思いますが、インターネット上で感想を書いてくれたり、励ましのメッセージを書いてくれる人たちのことを、私は実名や人間関係から解き放たれた領域で、信頼しています。
特に今年は今まで伝えられなかった部分をいろいろ書いたので、その辺の重みを大事に、でも一番は明るく、生きていけたらいいなぁと思う所存です。
次の1年も、どうぞよろしくお願いします。


PS
今回の出版をきっかけに知ったのですが、このブログ、ライターのお仕事で初めて会ったはずの皆さんにかなりの確率で「読んでます」って言われます。
あとこのどさくさに紛れて書いてしまえば今回の本、かなり色んなところの”中の人”に読まれているという話を会社名込みで聞きます。
というわけで【今回の著書、もしくは以前からこのブログを通じて興味を持っていただいている出版・新聞・エンタメ系の”会社の中の人”】の皆様、近々東京行こうと考えているところなので、もしご挨拶だけでもさせていただける機会がありましたら、一度ご連絡ください。
直接のメールでも構いませんが、著書「SMAPと、とあるファンの物語」を読んでの場合は、なるべく版元の双葉社を通してご連絡いただけると大変助かります!

「楽曲レビューの更新に関して」

いつも当ブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。
2012年2月から毎週更新してきた「アイドル楽曲レビュー」に関してお知らせなのですが、事情により、更新を休止することにしました。


事情というのは物理的には、仕事で長く家をあけることになったというのもあるんですが、実際の9割は心理面です。
ちょっと今年はドルヲタとして色々ありすぎて、時間が少しずつ2017年に向かう今、アイドルの魅力を広く新しく書き続けるというのが難しい心境にあります。
といってもまぁハロプロの方に関してはいつものことで、ちゃんと最終的に気持ちの整理はつくんですけど、正直SMAPの方がうーーん…
その辺色々ありまして、これまでのような「アイドル楽曲レビュー」の記事については、一旦お休みという形にさせてもらうことにしました。


せっかくずっと書き続けてきたものなので、自分自身のためにも、コツコツやっていきたいというのはもちろんありました。
ただこのブログ以外、ライターとして現在いただいてるお仕事やこれから出るものの方でも、もちろんアイドルを書いています。
更新ペースこそ間は開きますが、なんかあった時の記事更新とかはこれからもブログでやるつもりなので、
仕事の方の原稿だけでなく、今後も変わらず、このブログを読みにきていただけるとありがたいです。


※念押しておきますが、ファンもブログもやめないよ
※お仕事に関しては、内容によっては年内難しいものも出てきているので、何か案件ある方は一度ご相談ください

「更新に関する、いろいろなお知らせ」

アイドル楽曲レビューの更新に関するお知らせ

いつもブログを読んでいただき、本当にありがとうございます!
更新に関するお知らせなんですが、まずアイドルの「楽曲レビュー」について、次週から試験的に形式変更をしてみる予定です。

理由など

ジャンル内での機会作りと自身の勉強を兼ねて、ブログを開設した2012年から約4年間、同じスタイルで楽曲紹介を続けてきましたが、今年に入って特に顕著に、私がメインに据えているアイドルジャンルの環境変化を感じるようになりました。
またそのタイミングでちょうど自分の中にも文章に対する意識変化がありまして、その2つが重なったことで、ちょっとここらで手を入れようかなという考えに至りました・

今後の更新に関するお知らせ

ブログを始めた当初は自分になんにもなかったので、とりあえずここの更新頻度を落とさないことを目標に、とにかく色んな切り口の文章を作ろうと色々やってきました。
そして少しずつではありますが、ここ1年くらいで有難いことにお仕事の話も時折いただけるようになり、それまでの環境では想像つかなかったくらい、文章に関して色んな経験、勉強をさせてもらっています。

そしてその流れの中で、やっと自分なりに、ざっくりしていた夢の中から追及してみたいこと、挑戦してみたいことが見えてきました。
今年に入ってからは特に、それに時間をかけてみたいなと感じることがかなり増えています。
だいぶ悩んでいたんですが、自分が今後何をしたいのかっていうのを、ここらへんで色々試してみることに決めました。
そのためにブログの取り組み方ももう一度、一から洗いなおしてみることにしました。


・・・とにかくそういう現状の中で、変わったり変わらなかったりがちょっとあると思いますが!!
一番はアイドルにこれから自分は何ができるんだろうっていうのも、改めて見つけたいです。
どうぞ今後とも気軽に気長に、よろしくお願いいたします。

「一年間の運営報告 / 2015年」

2015年の『小娘のつれづれ』の総PV数は1,062,524でした!*1

2016年のブログ運営について*2

早いもので今度の2月で、このブログも開設から丸4年になります。
軽い気持ちで始めたと思うのですが、気づけば2015年は年間300回以上の更新になって通算も1000記事突破、さらには外のネットメディアや書籍でもちょこちょこ原稿を書かせていただけるようになりました。
うーん、やっぱり人生よくわからない。
でももっともっと変えたいんです。だからもっともっともっと書きたい。

ただ同時に、ブログ以外のチャンスをもらえると色々見えてくるものもあって、今年は改めて自分の書きたいものは何か、書けるものは何かというのを1から見つめなおしたいな、そういう気持ちもあります。
文章というやり方はたぶんそんなにハズレてなくて、その中で何ができるのか。
何をすべきなのか、もう一度よく考えたいと思います。

アイドルカルチャーに関しても、改めて自分ができることを、今年はたぶん探しながら歩んでいくと思います。
でも新規ファン、一人ぼっちでアイドルを応援しているファンがいつでも立ち寄れるような場所、帰ってきてもらえるところを作っておきたいっていう気持ちだけはまったく変わらないので、SMAPの歌じゃないですけど「愛が止まるまでは」、大切にがむしゃらにやっていきます。

言い足りないんだ、まだまだ言い足りないんだ。*3

*1:過去の年間総PV数はそれぞれ、111,687(2012年)→1,350,753(2013年)→1,410,875(2014年)

*2:なお昨年まで書いていたブログ収入については、もうあんまりこだわらなくなってきてしまったため今年から書くのやめました。エンタメジャンルならではですが、まとめ系じゃない限り収益は最初の盛り上がりが大体基準で安定する傾向があって、この先収益が激増することも特にないと思います

*3:その内余ることはあるのかな

「2015年の終わりに」

2015年もあっという間に残り1日となりました!
今年は日程の都合で誕生日に振り返りができなかったので、ここで久しぶりに自分のことを書きます。
ブログを通じて私を知ってくださった皆さんにいつも人生の経過報告のようなものをしておきたいなというのも、このブログの大事な要素として自分の中に存在しています。



今年は短い一文でまとめると、嬉しくて苦しい1年でした。
嬉しいことは本当に沢山あって、今年ぐらいからついにネット以外でも”文章を書いている”私を知ってくれている人が増えてきて、お仕事の話をいただいたり実際に話せる機会もあったり、1回1回が新鮮で刺激があってとにかく勉強できるものでした。
今までの日常生活ではほとんどまともに受け取られることがなかった(から特に学生時代以降は誰にも話さなかった)音楽の話、文章の話、コンテンツ作りの話、そして大好きな人たちへの思いがちゃんと成立する場所があったと知れたこと、打ったら返してくれる人たちがこの世の中には実際にいるんだと知れたことは、自分の中ですごく希望になり、今後の励みにもなるものでした。

でもその喜びが生まれれば生まれるほど、同時に少しずつ隣にある苦しみにも気づき始めて、だから嬉しい日々だったけど、現実的には苦しい日々でもありました。
一番苦しいなと思ったのは、私が今やっていることの中心はどうしても東京周辺にあって、話ができる人たちほどみんなそこにいて、そして私はいつもそこにいないんです。

東京では少しずつ自分が変われているのに、海を越えた毎日の私はやっぱり何も変わらないまま。
そして関係のない日常の中で1人、また1から気持ちを立ち上げていくということはこんなにもエネルギーがいることだったんだと、それを繰り返すたびにどんどん思い知らされていく気持ちがありました。
私の場合は実際に東京周辺で育っているという事情もあったので、余計その葛藤は苦しさとなって露出しやすいところもあったと思います。

はっきりいってその答えはまだ見つかっていません。うーん、ついに見つからずに2015年は終わってしまった。

ただいくつか考えている切れ端のようなものはあって、これはやめる理由ではない。
そして私の書きたい文章は、移住して解決するようなものでもない。


2016年もたぶん基本はこんな感じで、まぁ年単位で当分は苦しいだろうなーって思ってます。
というか現実に叶えたい目標って、みんな嬉しさは一瞬で、それまでの走って苦しいって感じてる期間の方が相当長いと思う。
要はそれを越えられるかが本当の人間の勝負で、私はついにそこに足の先をちょこっとつっこめるところまではこれたのかなと。
そう考えればまだ続ける理由はあるのだろうと。

とりあえず2016年も、もっと将来の自分を驚かせられるように、いっぱい勉強して、いっぱい書いていきます。
なまけものの私ですが、文章だけはなまけずガムシャラに今後も取り組んでいきますので、見かけた際にはぜひ読んでいただけると幸いです。


最後に、


このブログを読んでくださっている方は、いろんな方がいらっしゃると思います。
私が目標にしている文章やコンテンツ、エンタメ関係のお仕事の方だったり(今年何人か実際にそういう方からご連絡いただいたことがありました、本当にありがとうございます)、あと自分の生き方に向き合ったことで自分のことをやっと身近な人にも話せるようになったので、直接の友達もいる、はず!

でもやはり一番数が多いのは、直接の出会いに関係なく、ネットを通じて私の書いたものに気づいてくれた皆さんだと思います。
そして本気で文章に取り組んでみたいという私の目標をここまで支えてくださっているのも、一番は皆さんの存在だと思っています。
顔も名前も住んでいるところもわからないけど、皆さんのおかげで、もう一度自分のやりたい事が見えました。ずっと感謝しています。

いつも本当に本当にありがとうございます!

自分の目標を大事に見つめながら、皆さんが読んでくださったり、感想を書いてくださったりするその時間、意味を裏切らないように、2016年もがんばります。
良いお年を!

「一年間の運営報告 / 2014年」

2014年の『小娘のつれづれ』の総PV数は1,410,875でした。*1

ブログの収入について

2013年9月あたりからはてなブログPROを利用し始め、2014年は初めて1年通してAdSenseを導入できましたが、1か月あたりだいたい…CDアルバム2枚分くらいかな?
月間10万PVを越えたら収入○万円とかいう話もありますけど、少なくとも体感として、アイドルジャンルではあまり成立しないと思う!
(主力のユーザー層とか、アクセス数の伸びとか色々。つまり一言でいうと、まとめ以外のアイドルブログは好きじゃないとまず続かない)

Amazonは2013年よりはちょっと落ち着いて、1か月あたりCDシングル1枚分くらい。
傾向は変わらず、CD・DVD・書籍がよく出ているのですが、やはりアイドル関連商品が売れてるのを見ると特にすごく嬉しい…!!
ああやって動きが実際に見えると、ちょっと救われます。

2015年のブログ運営について

2012年の2月から始めたブログなので、今度の2月で開設から丸3年を迎えるのですが、ちょっとずつ変わったり、また変わらないように気をつけたりしながら、1日1日を大切に更新しています。

最近は外部メディアで原稿を書かせていただくことも少しずつ増えているのですが、
機会をいただくごとに改めて考えているのは、自分がどういう発信をしていきたいのかという柱の部分。
私がそもそもこのブログを始めたのは、やはり一人でも多くの人にアイドルの事を知ってほしい、
アイドルカルチャーが一日でも長く存続できるように、新規ファンやDDになる興味のきっかけを発信したいっていう所が原点なので…

まず外部では特に、コアなファンじゃなくても楽しめる、気軽に立ち寄れる、そんなアイドルのきっかけを作りたい。
そしてその上でこのブログでは、とにかく書き続けることで、アイドルへの興味や好意をできるだけ持続させていきたいです。

でもやっぱり、続けられる気力の部分で一番頼りになるのは、読んでくださる皆さんの存在です。
皆さんと一緒に、今年も1年アイドルとか音楽とかテレビとか楽しんだり感動したりしながら過ごしていきたいなー、と1人思っています。

今年も、「がんばっていきまっしょい!」

*1:過去の年間総PV数はそれぞれ、111,687(2012年)→1,350,753(2013年)

「2014年の終わりに」

昨年も書いたので、今年も最後にこの更新で締めようと思ってPCを立ち上げてみたものの…

あれですね、いざ向かうと、あんまり書きたいことって残ってなかった!
しいていえば、最後に何もなくなるくらいとにかくひたすら考えて書いて考えて書いて、の1年だったなぁと。
まぁ2014年は最初から最後までめいっぱい目標と向き合う、そういう考えでずっとやっていたので、とりあえず一つの通過ポイントまでやりきった事にちょっとホッとして、明日からまたおんなじように走ります。
今はそういう時期だとやっぱり思っているので。

今やっている事は、お金の面でいえば、時間に見合った対価は得られていないと思います。(はっきり言っちゃえば)
でもそれ以上に、最後の最後に思うのは、私は文章を書くことで自分の人生を変えてみたい。
やっぱり自分自身を一番驚かせてみたい。
ずっと一人でやってるこの場所から、色んなことをひっくり返してみたい。

ひっくり返せる唯一の武器が、私にとってはやっぱり文章を書くことで、
だから来年も、そのパワーやきっかけをこつこつ積み重ねていこうと思っています。

よいお年を~!

*1

*1:ちなみに今年一番嬉しかった思い出は、1か月に2回も地元横浜に帰れる機会に恵まれたことです

「明日を作るのは君」

11月28日で1つ年をとります。
20代から30代になるタイミングはともかく、今年は特に仰々しく更新する話でもないかなぁ…と思ってたんですが、
ブログを読んでくださってる方とは定期的に自分の近況や思ってる事を知っていてほしい、
共有していたいという気持ちがあるので、今年も書いてみる事にしました。

* * *

30歳を機に、意識的な部分で自分は大きく変わったと思います。
初めて自分に欲が出ました。
ああなりたい、こうなりたいというイメージがあの時期から毎日毎日頭の中にあります。

もちろん、欲が出るっていうのは、楽しい事でもあるし、やっぱり苦しいことでもあります。
苦しいことだとわかっていたからこそ、今まで避けてきた部分もあるのかもしれません。
だけど1年通してみて思うのは、私は人生を自分で動かしたい。
やっぱり一番は、自分にとって自分が一番面白い人間でありたいっていう望みなんですよね。

…それでも足が止まりそうになる時は、実はよくブログにいただいたメッセージを読み返したりしていて。

いま私が夢を追い続けられているのは、色んなところで私の文章を読んでくださってる皆さんのおかげです。
なんだか敬語にするのも嘘くさい気がするくらい、支えられているので、1回だけしっくりくる表現で言わせてください。
いつも、ずっと、ありがとう。

* * *

他にもう1つ、この1年で変わった事があったのを皆さんにお伝えしたいのは、
この年になってやっと、自分は文章を書くことが好きだっていう事を、ちょいちょい近い友達とかに言うようになって。

変な話かもしれないけど、考えてみたら私、この歳になるまで自分の本音を周りに言ったことがなかった!
もちろん自分には友達がいて、自分の中ではその関係をちゃんと大切って言い切れる信頼があるんですけど、
でも自分の一番大事なところを、周りに知ってほしいっていう考えはずっとなかったんです。
これも言ってしまえば「自分に欲がなかった」って事なのかな。
(あと子供の頃から引っ越しが多かったので、人間関係に割と冷めてる所があったのかもしれない)

でも30歳を迎えて色々行動に移し始めた時に、ふと思った事があったんですよね。
「もし今この瞬間に突然私が死んだら、私が本当はどういう人間だったかって、誰の記憶にも残らないんだ」、と。
ハンドルネームの私は割と本音に近いところを知ってもらえてる感じがあって、今まではそれで良いじゃんって考えてたんですけど、
でも私にはハンドルネームじゃない、本名の自分の人生というのもやっぱりあって。
そっちで信頼関係を築いてきた人たちに、本音を知られないまま終わるのはいいのかな、
なんかダメだな、って思ったんです。

説明をずっとすっとばして30代にまで至ってしまったので、今から話すのは結構強引というか…
恥ずかしかったり難しく感じる事も多いんですけども、いわば今は本音の種まき、
んでそれがいつ実をつけるかといったら、やっぱり何かの結果を出せた時だと思うんですよね。

それはどこかで、結果を出さなきゃ恥ずかしいだけだぞ、と自分にハッパかけてる所も多少あります。
だから、いつかちゃんと結果をだしたい。それは、今の目標の一つでもあります。
夢じゃなくて、こっちは目標。
これを思ったのも、やっぱり30歳。

* * *

ちなみに30代は大好きな人たちのコンサートから始まったんですが、今年の誕生日は(正確には2日前だけど)コンサートのチケットがとれなかった!
去年、娘。の日本武道館で新たな毎日をスタートできたのは、やはり自分の中ですごく大きな財産になっていて、
あれから1年、しかも今年はさゆの卒コンがほぼ同日にきたという事が発表されたとき、結構希望を抱いた所はありました。
ただまぁ、結果を言うと複数回の受付で落選して。

でも今、前日になって思うのは、もし今回当選してたら、それはちょっと出来すぎだったなって。
前にもちょっと書いたんですけど、今回もしチケットがとれてたら、私は満足しちゃってたと思うんです。
ライブ会場に行けない事で、私はまた悔いが残ります。
それでいいなって。

私は11月27日からの毎日も、変わらずやっていこうと思います。
”ロス”なんて言葉はいらない。
それは人には1秒も失われる時間なんてないって事を、私はモーニング娘。にずっと教えてもらってきたから。

明日を作るのは君

明日を作るのは君

  • モーニング娘。'14
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

これからの1年も、自分に向き合って生きる!

(というわけで、誕生日は大好きな地元で迎えます)
(31歳も頑張ります)


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「30歳、人生1度だけ自分の好きなことに本気になろうと決めた」